Lifestyle Innovation | Soseki21

つぶやきのまとめ。とりとめのない思考を書き綴っています。

音楽と、職業と、行動すること。

 

ダッシュする子ども:Soseki21

 

Ryu Mihoさんの村本建設イメージソング「愛から始めよう」。感動しました。社員の方々と一緒にスタジオで歌っている映像も素晴らしいと思いました。コーラスを担当された社員のみなさんは、貴重な体験をされたのではないでしょうか。作詞が売野雅勇氏というのも驚き。

ぼくの個人的な考えに過ぎませんが、CMの挿入歌やサウンドロゴ的な領域を超えて、音楽が深く企業に入り込んでブランディングできるといいんじゃないか、と。Ryu Mihoさんの村本建設イメージソングもインスト版があるようですが、メロディだけ始業や休憩タイムに流すとか。デザインも同様です。

 


愛から始めよう(村本建設イメージソング)/ Ryu Miho

 

音楽はリスニングルームやノイズキャンセリングヘッドホン、あるいはライブハウスで聴く作品だけでなく、仕事や生活の場にもっと浸透していいんじゃないかと思います。創業記念の音楽はもちろん、個人の記念日のための世界にひとつだけの音楽があってもいいのでは。ミリオンセラーではなくても。

ジュゼッペ・トルナトーレ監督の『海の上のピアニスト』という作品を思い出したのですが、捨て子のため船上で育って船のバンドで演奏をすることになった「1900」と呼ばれる主人公(ティム・ロス)は、観客のイメージから即興演奏で観客を表現する曲を弾いていました。そういう音楽もありではないか。

ロングテールのしっぽの先にあるけれど、ひとつの企業もしくは個人のために、かけがえのない価値を提供する音楽やアート、映像というものが生まれるといいな、と感じました。それは他者(他社)を通じての自己表現であり、自分が「目立つためだけの創作」ではないですよね。オトナ的スタンスの創造。

他者(他社)の価値を拡大させるための創造ができたなら、「道楽」は「職業」になるのではないか。つまり「やりたい音楽をやる」のではなく「求められる音楽を奏でる」。「書きたいことを書く」のではなく「他社の価値観や世界観を代弁する文章を書く」。同時にそこで自分も失わずに「活かす」。

そのためには音楽的な技法や文章術だけ分かっていてもだめで、マーケティング的な観点や、もっと突き詰めたならマネジメント(経営)的視座を持っていることが必要だと考えます。「いや、自分はコピーライターなんで文章しか分からないんですけど」とは言えないのではないか。無責任ですよね。

夏目漱石は「道楽」を「職業」にするのは非常に困難で、偶然自分は小説家として道楽を職業にできたと講演で語っています。しかしながら、それは謙遜だと思いますね。大学時代の先輩も話してくれましたが、彼は「計画的に大衆が求めている小説を書いた。だから職業小説家として稼ぐことができた」。

「計画的」に文章で稼いだというと姑息な感じがして、SEOSEM的な表層的なテクニックが感じられますが、これからは意図的に「価値」を生み出せること、価値をデザインできることが重要になると考えます。つまり価値は見えないので、データを駆使して見えないものをカタチにできるかどうかが大切。

Twitterのタイムラインに流れてきたつぶやきを読んで共感したのですが、文章は読んでいる側からみれば「あれぐらいなら、オレにも書けそうだ」と思うものです。しかし、書いてみると書けないし、まして高いクオリティの文章を「書き続ける」こと、品質を維持し続けることって、ものすごく大変なんです。

文章に限らずデザインや楽器の演奏、動画配信も同様で、みなさん器用にやっていらっしゃいますが裏側ではそうとうな努力をされているのではないか、と。昨日、ツイキャスで久し振りに動画配信をしたのですが、ぼくの場合、マイクなど機材のセッティングだけで1時間かかり、演奏に失敗して3時間かかる。

たった30分の動画配信に3時間かかり、さらに配信する楽曲を練習するために途方もない時間をかけています。それにも関わらず間違える(苦笑)アガってコードを忘れてしまう。羞恥心もなく、そのへなちょこな演奏を残していますが、プロであれば許されんだろうな。「商品」になりません。

海外に駐在した社員が、本社からの現場を知らない要求に対して「OKY」という言葉を使っていたことがあったようです。要するに「(O)おまえが(K)来て(Y)やってみろ!」と。分かる気がします。当事者ではなく傍観者だから言えることがあり、実際にやってみると言えなくなる。大変さが分かるので。

現在の政治はどうしようもないので批判したい気持ちも分かるけれど、これもまた過剰に批判する人間に対しては「OKY」ではないか。つまり、そんだけ批判するなら「おまえが政治家になって社会を変えてみろ!」だろう。デモをやっても暴徒と化して盗みを働いたり暴言を吐くだけなら意味がないでしょ。

自分ができないことについては加減が分からないから、どんな批判であれ言えるものです。しかしだな、実際にやってみると、できないものだぞ?ぼくは毎朝「おはようございます」とツイートしているのですが、それさえ難しい。なので美しい写真付きで朝の挨拶ツイートをしているひとをスゴイと思います。

「分かったような顔でモノを言う」オトナにはなりたくないと若い頃に思いました。ただ、そのためには「やってみる」ことが大切。上司や社長をやったことがないから愚痴をいえるが、そういう批判的社員には子会社を作って、やらせるべきだと思いますね。きっと何もできない。そのときに分かるはず。

総理がどんな本を休暇に読もうが勝手だと思うし、それをネタにふぁぼやリツイートを集めるのもいい。しかし、本質的な問題はそこじゃないだろ。もし日本の政治がダメだと考えるのであれば、ではどうすればいいのか解決方法を探り、行動を起こすしかないんじゃないのか?評論家や思想家は要らない。

行動する人間、実践する人間が大切だと思う。

そして、行動と実践を「継続できる」人間が大切ですね。最初はへなちょこだったとしても、コツコツと行動と実践を積み上げるうちに、ある時期に革新的な変化を遂げる、いわゆる特異点(シンギュラリティ)があるのでは。

シンギュラリティは技術の問題だけでなく、人間にも起こりうるものと考えます。

 

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映画「海の上のピアニスト」日本版劇場予告

 

私の個人主義

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恥ずかしいのですが、ぼくのツイキャス弾き語り映像です。もっとうまくなりたい。