Lifestyle Innovation | Soseki21

つぶやきのまとめ。とりとめのない思考を書き綴っています。

個人を、企業を、輝かせる仕事をしたい。

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いま複数の方々を取材する仕事をいただいています。これがとても楽しい。ありがたいことです。仕事をいただいたことに感謝の気持ちが尽きません。どんな方も「物語」や「詩」を生きていて、うまくその本質を掘り起こすことができると、みなさん最高の笑顔になる。この瞬間がとてもいいですね。

ぼくはもともとプランナー(企画担当者)だったので、プレゼンテーションで自分の考えを主張したり、コンセプトを立案することが得意で、楽しい仕事でした。しかし、他人の話を傾聴して、その方の生き方から本質を探ることがこんなに楽しかったのか!ということをあらためて感じました。

小説や音楽、映画などの作品に接することは「旅」のようなものだ、ということ書いたことがありましたが、見知らぬ誰かに会って人生を語ってもらい、その物語を傾聴することも「旅」だな、と感じています。インタビュイー(取材される方)の人生を再体験することで、すばらしい異国への旅ができる。

インタビューでお話をしながら最高の笑顔をもらえると、ああこれでいいや!と思ってしまうのですが、実はそれは「旅」の半分にもなりません。文章を書かなければならない。全体を俯瞰すると、1)傾聴する技術、2)本質を見抜く技術、3)物語を再構成(編集)する技術が必要になります。

取材のとき傾聴して本質を見抜くだけではまだまだで、その後に断片的なエピソードを時間軸以外の関連性で「再構成(編集)」して、そのひとらしい人生の「輝き」が生まれたとき、やっとできた!と思います。まだまだ稚拙なのですが、この技術に磨きをかけて勉強していきたいと考えています。

「自分を表現したい、目立ちたい」とセルフブランディング的な文章にうつつを抜かしていた自分は、なんというお子ちゃまだったのだ、と。むしろ「自分の卓越した表現力によって、他者(企業ならびに個人)を輝かせる」ことの実現に意義があり、プロではないか?と思います。音楽も同じかもしれません。

「他者(企業ならびに個人)を輝かせる技術」に磨きをかければ、きっとその能力を理解していただける方に認めてもらえるはずであり、「社会で役に立つ」人間になれる。同時に表現によって稼ぐことができるので、表現者として自分を活かすことにもなる。これだな、と。自分がめざしたいのは。

いったい自分は長い間なにをやっていたんだ?と恥ずかしいのですが、メディアに名前が乗るとか自著を出すとか創作者になるとか、がっぽり稼ぐとか、そんな自分の利益を追いかけることはちょーレベルが低く、他者を活かすことで自分も活きることが大切だ、といまさらながらに気づきました。

どんなにいいことに気づいても日々の慌ただしさの中で忘れてしまうものであり、実行できなかったりするものです。なので、めっちゃいろんな仕事に追われているのですが、あえて書き留めておきます。この「核(コア)」を揺るぎないものにすることが自分には必要だ。その核を維持していきたいです。

ブロガーやライター、ミュージシャンやアーティスト、そして起業家には「自分のやりたいことをやるんだ!」みたいな、いかにも誰かが言っていそうなステレオタイプの熱血を語る人間がいますが、恥ずかしい気がしました。それって、単なるオナニーだろ。自己満足のマスターベーションでしかない。

「自分のやりたいことをやるんだ!」の逆に「お客様(他者)の求めていることをやるんだ!」という人もいますが、これもまた狭くて、ただの太鼓持ちになる可能性がある。「じゃあどうするのさ」という問いは個々人が考えることなので、あえて述べません。ただ、ぼくの中にはみえてきたものがあります。

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「輝き」という言葉には、昔からこだわりがあり、1994年頃に作った「輝きのアリカ」という自作曲です。

当時のカセットテープによるデモテープをPCに取り込んでデジタル化しました。音楽制作は、ドラムスとベースおよびブラスはYAMAHAのQY-20という玩具みたいな小型のシーケンサーで打ち込んだ音をライン入力で録音。YAMAHAのDMX100-Ⅱという4トラックの中古レコーダーを使って、ギター2台とヴォーカルを録音しました。

 

歌詞

輝きのアリカ

地上に映る雲を眺めてた遙かな昔
プラタナスの木陰で微かな風を集めて
2000ピースのパズルを組み立てるようにきみと
10年後のぼくらを描いたね ノートの隅に

星が巡りいつか変わっていくトウキョーの街で
描かれた未来が少しずつ現実になる
不思議なことはやっぱりぼくはここにいて
遠い場所を見つめてること きみはいないのに

 繰り返す流行 メゾフォルテの夏が
 ぼくをせき立てる 輝きのアリカへ

 動き出したバスを 急いでつかまえたら
 永遠の課題にぼくは取りかかるつもりさ
 いいだろ?

 壊れかけた時計の螺子をきつく巻いたら
 少しだけ近くなる 輝きのアリカへ

 あの頃探してた飛行機の行方は
 光の中で消えたまま いまもぼくの声を待っている