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つぶやきのまとめ。とりとめのない思考を書き綴っています。

脱・依存体質と、独立自尊の覚悟。

マイクロモノづくりはじめよう ~「やりたい! 」をビジネスにする産業論~/

 

いま、三木康司氏と宇都宮茂氏の『マイクロモノづくりはじめよう』という2013年に発行された本を読んでいます。とても元気が出る。クリス・アンダーソンの『メイカーズ』の頃だな、と思ったらやはり引用されていました。株式会社enmonoという会社を創業。サイトを見に行ってみると、現在も従業員2人。

株式会社enmonoは、2人にも関わらず「zenschool」というモノづくりの講演を実施されていたり(禅ってところが気に入りました)、卒業生の製品をプロデュースされていたり、多彩な活動に興味深いモノがありました。会社概要の「設立趣意書」が素晴らしかった。創立から理念がぶれていないんだな。

「中小企業だけじゃない、サラリーマンだって上司の「下請け」だ」の鋭い指摘には、まいりました。ただ、三木康司氏のよいところは下請けを決して否定せず、一方でいざというときのために「脱・下請け」ができるように「依存体質」である下請けマインドを払拭し、独立自尊の覚悟を説いているところ。

先日お話させていただいた方に「定期的に仕事を出しましょう。ただ、他の仕事は断ってください。他の仕事のためにウチの仕事ができなくなるのは困るので」と相談されたのですが、お断りしました。というのは、その一社からの仕事がなくなると非常にリスキーだからです。変化の激しい時代にそれは危険。

会社も同様で「ビジネスマン(利益を獲得するひと)」はよいのですが「サラリーマン(給料をもらうことに依存するひと)」はリスキーだと考えます。組織に所属していても「独立自尊の覚悟」がないと、いざというときに困る。別に独立したりフリーランスになる必要はないのですが「自律」が必要では。

なので、会社であれ個人であれ「3つの柱」が必要ではないか?と考えていて、というのは2本だと倒れやすいのですが、4本だと安定しすぎて動きが固定されてしまう。あるいは多すぎて、やりきれない。毛利元就の三本の矢ではないですが(これは実話ではないという指摘もあり)何か3つ究めたいかな、と。

ぼくは3人兄弟の長男ですが、弟と妹にいつも助けられています。頼りない長男で申し訳ない、と思うのだけれど、優秀な弟と妹に感謝したいですね。これも「縁」であり、いつもは見えないのだけれど、ときどき点と点がつながって「兄弟はよいものだな」と感じます。世界や社会も、そんな風であればいい。

そんなミニマムな関係を大切にしつつ、仕事では株式会社enmonoの設立趣意書のようなブレない軸を持って働きたいですね。ほんとうに、この会社を目標にしたい。夢がありながら、しっかり地に足がついているんだな。他者を煽ろうとか貶めようとする目論見が感じられない。書籍を楽しく読んでいます。

 

MAKERS 21世紀の産業革命が始まる

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www.enmono.jp