Lifestyle Innovation | Soseki21

つぶやきのまとめ。とりとめのない思考を書き綴っています。

モノづくりって、いいよね。

マイクロモノづくりはじめよう ~「やりたい! 」をビジネスにする産業論~

 

三木康司・宇都宮茂著『マイクロモノづくりはじめよう』読了。2013年発行で、ちょうどクリス・アンダーソンの著作からメイカーズ・ムーブメントが起きた時期。当時とは状況が変わってしまったとはいえ、あの頃の勢いやワクワク感が封じ込まれていて、読んでいてとても元気が出ました。

プログラム教育が重視されているけれど、今後はモノと連動することが多いのではないでしょうか。Arduinoやラズパイなどのマイコンボードで動作する組み込み(エンベデッド)ソフトウェアの需要が高まるのでは。ロボットやIoTの時代なのでOSも変わるはず。

マイクロ起業(ひとり起業)や、ファブレス(工場を持たない製造業)のマイクロモノづくりで「作りたかった」製品をラピッドプロトタイピングやリーン・スタートアップのような手法を用いて、超高速で実現できる環境が整ってきたと感じます。

そもそもぼくは少年時代にソニーのカタログをダンボール一箱収集して空想のなかでラジカセを操作していたような人間でした。だから元気がなくなっちゃった日本のモノづくりをまだ信じています。トヨタ自動車豊田章男社長のスピーチにも感動しました。

少年の頃は発明家に憧れていて、年をとってからも『アイアンマン』でトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)の地下実験室には憧れますね。残念ながら数学が苦手だったので文章書きを仕事にしていますが、モノづくりの気持ちで文を書いています。

この本でなるほどと考えたのは、モノづくりではPDCAサイクルの前に「FTR」が必要ということ。「Feel(感じる)+Think(考える)+Run(実践する)」で、ぼくが重要と感じたのはRunの部分です。行動できずに終わることが多いので。しかしながらFeelも大事で、モヤモヤをキャッチする感性のセンサーが必要。

著者は「FTR」のうちThink(考える)とRun(実践する)はロボットに代替されるが、感動や感性(哲学とも書かれている)Feelの領域は人間の仕事として残るはずだと指摘されています。ブルース・リーも、スター・ウォーズヨーダも「考えるな!感じよ!」と言っているそうです。

モノづくりの本でありながら、精神面や哲学からマーケティングにまで広範な内容が書かれているところが面白くてプロダクトインではなくプロダクトアウトの場合「内観」が必要である、と。ぼくが内観という言葉を知ったのは、白隠禅師の本でした。

近江商人の「三方よし」にも触れられていて、売り手はもちろん買い手と地域に貢献する商いの哲学です。近江商人が築き上げた企業が伊藤忠商事さんですね。この考え方基盤になるのは「まず与えること」。あらためて考えたい言葉です。

プロダクトイン(お客様が求めるものを作る)、プロダクトアウト(やりたいことをやる)の「どちらか」ではなく「どちらも」成立させつつ、GAFAにしても、どちらかといえばプロダクトアウト側の発想が求められる時代ではないかと感じました。

実はモノづくりをしたくてマイコンキットを買ったまま放置しています。「おるごーりん(仮称)」というグッズを作りたいんですね。CDやストリーミングではなく、マイコンに自作音楽を入れ、加速度センサーなどで音楽が流れるモノ。1曲しか聴けませんがオーダーメイドで世界に一曲だけの曲を提供する。

あ。企画していたことを言ってもうた(苦笑)。まあ、誰でも考えそうなことだろうと思います。もうちょっと別展開も構想しているのですが「内観」して、製品化に向けて考えてみようと思います。コストなんかも計算しなきゃ、ですな。

 

MAKERS 21世紀の産業革命が始まる

MAKERS 21世紀の産業革命が始まる

 
リーン・スタートアップ

リーン・スタートアップ

 
アイアンマン(字幕版)

アイアンマン(字幕版)

 


『アイアンマン3』予告編

 


Bruce Lee - Don't Think, Feel

 

モノづくりを応援するうた。

 


Birds & Leaves 「ものづくりのうた」