Lifestyle Innovation | Soseki21

つぶやきのまとめ。とりとめのない思考を書き綴っています。

ライフ・イズ・サイクリングのすすめ。

公園と自転車:Soseki21ブログ

 

はじめて自転車に乗った日のことを覚えているでしょうか。自転車があればどこにでも行ける。そんな爽快な気分とともに、世界がどこまでも拡がったはず。

ある日、近所の公園に行ってみると、ちいさなオレンジの自転車が木陰に置かれていました。名前が書かれていないので誰のものか分かりません。子どもが大きくなってしまったから、みんなこれで遊んでいいよ?と、わざわざ誰かが置いてくれた自転車かもしれないですね。

そんな自転車のある風景がいい感じだったので、散歩に行くときには持ち歩いているソニーのα6400で写真を撮りました。それがこのブログのトップ画像の写真です。Photoshopで夏の眩しい陽射しを感じさせるように加工をしています。

21世紀のいまだからこそ、あらためて、自転車を見直してみたいと思います。そこで思い浮かんだ言葉は「ライフ・イズ・サイクリング」でした。

自転車×○○で、生活と自転車の在り方を考えてみます。

【自転車×健康】すこやかな暮らしのための自転車。

コロナ禍にあり、さらに猛暑に追い打ちおかけられているいま、健康であること、それがぼくらのいちばんの願いです。

健康を維持するためには、栄養のあるものを食べ、十分な睡眠をとり、適切な運動をすることがポイントではないかと考えています。運動に関していえば、有酸素運動が効果的といわれます。有酸素運動は、中程度の負荷をかけて脂肪を燃焼させる運動です。心肺機能を高め、糖尿病など生活習慣病の発生率を下げます。免疫力を向上させることもできます。

健康維持の有酸素運動をする際に、自転車は最高のパートナーではないでしょうか。

自転車には、同じ有酸素運動のジョギングとは異なるメリットがあるそうです。長時間の運動ができること、消費カロリーが少ないこと、筋肉に負荷がかからないことだとか。さらにペダルを踏んで風を切って走れば、ストレス解消になります。

ところで、ぼくの住む街には、とんねるず木梨憲武さんの実家の木梨サイクルがありるのですが、時折、憲武さんのお父さんを見かけることがありました。頭蓋骨のかたちがそっくりで、おお!お父さんだ、とすぐに分かりました。最近はどうなんだろう。気になります。

木梨サイクルはちいさなお店ですが、商店街の片隅で、あったかい雰囲気を醸し出しています。そんな自転車屋さんが、全国にまだあるのでは。

石川県にある自転車専門店「Velow’s」は、そんなお店のひとつかもしれません。店長の西村茂昭さんは、身体を壊したことをきっかけとして自転車に出会ったそうです。医師から心肺機能を高めるために勧められたのが自転車でした。西村さんは医療機器の設計をしていたこともありました。

コロナの時期だからこそ、健康づくりのために自転車に乗ってみる。そんな時間もよさそうです。フィットネスジムのエアロバイクを使わずに、買い物に自転車で出かける時間を健康づくりにあてるといいかもしれません。そのためには自分にフィットした自転車を選びたいですね。

【自転車×ファッション】おしゃれに着こなす、乗りこなす。

ところで、自転車のある生活を究めるために大切なものがファッション。

「え?普段着だけど」というひとが多いかもしれません。カジュアルな格好で構わないんと思うのですが、おしゃれな自転車を購入したら、自転車に合わせて素敵なウェアを着てみたくなるのでは。ファッションと自転車のコーディネイトも楽しそうです。

 「Velow’s」の開店以前に西村さんはアパレル店を経営していらっしゃったそうで、ファッションと自転車のどちらにもこだわりがある自転車屋さんらしい。お店では自転車といっしょにサイクルウェアも販売していることを知りました。試着用テントがあると知って「へえ!」と新鮮な気持ちでした。

ショーツの下取りキャンペーンがあることもユニーク。あまりそういう自転車屋さんは聞いたことがなかったので。

サイクルウェアで思い浮かべたのは、ぴっちり身体を包んだ素材の派手なボディスーツです。実は素材やデザインには意味があるようです。素材は空気抵抗を少なくしたり衝撃を吸収したりするためで、派手な理由は自動車に気づいてもらう安全が目的です。

といっても、ポロシャツやクロップドパンツのような普段着風のウェアもあります。個人的には「競争より共創」、「正装より清爽」が主義です。カジュアルに乗りたいので、サイクルウェアよりもポロシャツかな、と。

 【自転車×雑貨】グッズやアクセサリーを集める、楽しむ。

趣味は、暮らしを豊かにします。ぼくはアウトドアはやりませんが、男性であればキャンプ用品を揃えて手入れをしたり、女性ならアクセサリーを自分で作ってみたり、趣味に没頭する時間は楽しいものです。趣味を通じて自分らしさを追究することは、なによりも貴重ではないでしょうか。

「Velow’s」は住宅街の一角にある雑貨店のような自転車屋さんで、ご夫婦で経営されていて、店内には奥さまの郁子さんの手作りアクセサリーも置かれているそうです。

郁子さんのアクセサリーは口コミで人気があり、自転車よりアクセサリーを目当てに来店するお客さまがたくさんいらっしゃるとのこと。女性向けグッズの品揃えが豊富で、女性スタッフとおしゃべりしながらブティックのようにグッズを選ぶことができるお店のようです。

自転車向けのアイテムは、自転車に乗らないときにもインテリアとして楽しめるんじゃないか、と感じました。

ロードバイクにはヘルメットが必須アイテムですが、キッズ向けのヘルメットはカラフルで、部屋に飾っておくと賑やかな雰囲気になりそう。防犯のためのチェーンロックにもカラフルな製品があります。

春の入学シーズンには子ども向けの動物ライト、距離を計測できるサイクルコンピュータなどのプレゼントを実施しているようで、そんな催しものもよいと思いました。

【自転車×D.I.Y.】世界に1台だけの自転車オーナーに。

世界にたったひとつだけのものには価値があります。

カスタムメイドの洋服がしかり、手間をかけてD.I.Y.(Do It Yourself)で組み立てる家具がしかり。完成した製品はもちろん、材料を選んで設計する時間、組み立てる時間などプロセス自体が宝物です。

 自転車はカスタマイズできる乗り物です。メーカーから仕入れた製品をそのまま購入するのではなく、さまざまなパーツを組み合わせることが可能です。西村さんは、お客さまの要望に合わせてパーツを選び、個々の色を出すことを大切にされている。

さまざまなパーツが自転車にはあります。ハンドル、グリップ、ギア、ライト、バルブキャップ、サドル、ペダル、かごなどなど。別売のパーツを組み合わせることで、世界でたったひとつしかないオリジナルの自転車に生まれ変わります。

 「Velow’s」では、インターネットで購入したパーツの持ち込みもOK。相談しながら理想の自転車を組み立てていくことができると知って、面白そうだと感じました。

 ちなみに茂昭さんは、お医者さんの特注によるオーダーメイド機器の設計をしていたことがありました。医療機器を組み立てるように自転車を組み立てる、ちょっと特別な自転車屋さんです。

 【自転車×家族】自転車が世代をつなぐ、笑顔を育てる。

わたしたちの生活は誰かと過ごす時間で成り立っています。

誰かといってもさまざまな人がいますが、いちばん大切にしたいのは家族でしょう。家族の思い出に、自転車が大切な役割を果たすことがあります。

卒業入学シーズンには、自転車を子どもたちにプレゼントする親がたくさんいます。自転車の乗り方を教えることは、親の自覚を育てるきっかけにもなります。

どうしてうまく乗れないんだろう、と苛立つことがあるかもしれません。しかし、支えていた手を離れて子どもが走り出した瞬間は、最高の喜びです。自転車の乗り方を教えていたつもりが、教わっていたのは親のほうだったということも。

一方で、おじいさん、おばあさんにはいつまでも元気でいてほしいものです。

うちの田舎の母は、70歳を過ぎて「ここは、こんなにきつい坂だっけ、と思うようになったよう。いままで登れたのに登れなくなっちゃった」と言うようになりました。実家の前が緩やかな坂になっているのですが、そこがきついと。

足腰に自信がなくなったときは、電動アシスト自転車が便利かもしれません「Velow’s」では、電動アシスト自転車の試乗ができるとのこと。お店は、自転車の話題で、年齢や性別を超えてお客さんどうしが語り合えるアットホームな雰囲気のようです。

Life is cycling。人生はサイクリング。

この英語が合っているかどうか分からないのですが(たぶん間違っていそうな気がする。苦笑)コロナで自粛の時代とはいえ、いや自粛の時代だからこそ、自転車に乗ってどこかに出かけたい。近所でいいと思います。

「Velow’s」という自転車屋さんには行ったことがないし、いま東京から行くわけにはいかないと思いますが、想像力の自転車のペダルを漕いで、このブログを書いてみました。想像力の自転車であれば、映画『E.T.』のように空も飛べる。

いつかコロナが明けたら、いろいろな場所に行ってみたいと考えています。トラベルギターとしてYAMAHAのGL1というギタレレを手に入れたのですが、これを持って旅先で弾く。レンタサイクルを置いてある場所もあると思うので、そういう場所では自転車に乗って街を走ると気持ちよさそう。

さて。最後は、自転車に乗っている姿が魅力的な原田知世さんの名曲を。歌詞の季節は春なので夏の終りにはちょっと合わないかもしれませんが、トーレ・ヨハンソンのアレンジが爽やかです。


tomoyo harada 「Romance」