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つぶやきのまとめ。とりとめのない思考を書き綴っています。

読書

『サイボーグ時代』吉藤オリィ

読書とは関係ない映画の話ですが、映画館で鑑賞した作品が愕然とするほど素晴らしかった場合、ぼくはしばらく椅子から立ち上がれずに、ぼーぜんとしてしまう癖があります。とはいえ劇場を出なければならないのですが、最後のほうになって、ようやく力を振り…

読書に夢中、秋だからというわけではないけれど。

特別に「読書の秋」ということはなく、一年中、本に埋もれて暮らしています。これまで一定の期間にたくさんの本を古本屋に持っていって、10円などで売り払ってしまったのだけれど、残しておいたらどうなっちゃったかな?と考えると怖い。 たまに本の谷間で昼…

易経と人工知能(AI)を考えると面白い!

安岡正篤著『易と人生哲学』を読了しました。安岡氏の思想は『立命の書『陰騭録』を読む』も同様ですが、宿命にとらわれずに自分の人生を変える、創るという考え方が根本にあり、その思想に惚れます。また、東洋思想にとらわれず西洋哲学やふつうに生活して…

『母が認知症 家族はボロボロ』

昨日、Amazonから手尾広遠著『母が認知症、家族はボロボロ 〜親が認知症を発症したら家族に襲いかかる100のこと〜』が届いて読了しました。表紙を描いている大山あさこさんのブログが好きで、そのブログで知ったAmazonのPOD(プリント・オン・デマンド)です…

『ホモ・デウス 下巻』ユヴァル・ノア・ハラリ

ユヴァル・ノア・ハラリ著『ホモ・デウス・下巻』を8月24日、ついに読了しました。上巻から長いあいだ読んでいたので、もはや内容の全貌は忘れちゃいました。ただ最後の「問い」に収斂され、この強烈な問いだけは確実に残っています。過去の人類の足跡を振り…

『マチネの終わりに』平野啓一郎

硬質な恋愛小説です。しかしながら最後に向けて解放感のうねりがあり、泣けました。許しがたい無邪気な陰謀によって、ギタリストの薪野とジャーナリストの洋子は引き裂かれてしまいます。しかし、自分たちの運命を受け止める姿は恋愛の理想形かもしれません…

インプット/アウトプット思考をやめることにした。

昨日、朝起きたらなんだか静かだな、雨のせいかな?と思ったのですが、どうも左耳から「しーん」という音が聞こえる。ちょっと痛い。どうやら中耳炎になったようでした。しかし、ツイッターで優しい言葉をかけていただき、バファリン飲んで保冷剤で冷やして…

素敵じゃないか。

物語を作ることができるひとはスゴイと思いました。いま積読本消化月間として読みかけの本を読んでいますが、いつ買ったんだっけ?と思い出すこともできない原田マハさんの短編小説集『独立記念日』がよいです。女性を主人公にした連載だったそうで、涙もろ…

ゼロリセットして、最高の人生のスタートラインに立つ。

購入したけれど読み終えていないツンドク本がどんどん溜まっていきます。ただ、勝手に自分が買っただけで「読まなきゃならない」わけではない。どーでもいいや、と思っています。もったいないとは考えません。要するに「可能性がそこに積まれている」わけだ…

次世代の子どもたちには、読解力が必要だ。

新井紀子著『AI vs 教科書が読めない子どもたち』読了。戦慄を感じた本でした。 3分の2を読んで感想を書きましたが、思った通り残りの3分の1、つまり第3章「教科書が読めない」が強烈な刺激があり密度が濃かったですね。最後にあたっては感動しました。途中…

3分の2まで読んだ『AI vs 教科書が読めない子供たち』で考えたこと

新井紀子著『AI vs 教科書が読めない子どもたち』を3分の2まで読みました。面白いと感じたのは、AIをとことん開発してAIの限界を見極め、にんげんのできることを明らかにしようとした動機。AIを無条件で信奉して、SF的な社会が実現可能と考える科学者とは一…

『つぎはぎ仏教入門』で知った、仏教に無知だった自分。

呉智英著『つぎはぎ仏教入門』読了。いかに自分が仏教について知らないかを思い知りました。とても分かりやすくて刺激的な本です。著者は「仏教を信仰していない」と何度も念を押しています。しかし、だからこそ宗教の外側から仏教全体を俯瞰し、キリスト教…

脱・依存体質と、独立自尊の覚悟。

/ いま、三木康司氏と宇都宮茂氏の『マイクロモノづくりはじめよう』という2013年に発行された本を読んでいます。とても元気が出る。クリス・アンダーソンの『メイカーズ』の頃だな、と思ったらやはり引用されていました。株式会社enmonoという会社を創業。…

VUCA時代は「SELF」でサバイブ。

河野英太郎著『本当は大切なのに誰も教えてくれないVUCA時代の仕事のキホン』読了。最後まで読んで分かりました。この本はタイトルを間違えています。仕事のキホンではなく「上司のキホン」だですね。特に後半は上司やチームリーダーの意識改革を促している…

読書とリアル。

本にはストーリー(小説)型とリファレンス(辞書)型があると考えます。前者の代表的なものが推理小説で、物語を最初から最後まで読まなければならず、最後から読んじゃいけない。リファレンス型の場合、ぱらぱらめくってどのページを読んでもいい。何度も…

『頭がよくなる思考術』白取春彦

白取春彦著『頭がよくなる思考術』読了。素晴らしい本。各見出しの終盤近辺に、必ずぐさりと刺さる鋭い文章が配置されている。ほとんど引用はない。哲学を基盤に、みずから考え抜いた言葉=思考がたまらない。結局、全ページに付箋が立ち、2度読み直した。何…

『はなとひみつ』を読んで、発明家に憧れたっけ。

ふと思い出したんですが(かつても遠い昔にブログに書いた気がしますが)小学校の頃、教科書で星新一さんのショート・ショートを読みました。植物を育てるモグラ型ロボットを開発する研究所の島の話で、研究費が削減されて所員は撤退。けれどロボットは働き…

『これからのエリック・ホッファーのために』荒木優太

とにかく元気が出る本でした。大学以外で仕事をしながら、あるいは働かずにゴロゴロしながら、自分の没頭したい分野を研究する「在野研究者」。その中から16人をピックアップして略歴とともに紹介した本です。著者ご自身が在野研究者のため視線がとてもあっ…

浮気的読書のススメ。

いま複数の本を同時平行で読んでいます。というより「面白そうだな!」という本を次々と購入していたらツンドク本が溜まってしまったのですが(苦笑)、読み終わらないけれど、意外にも別の本どうしが共鳴して、同じことを述べていることがあって面白いです…

静謐な物語に感じられる、かちりとピースが嵌った完成度。

村上春樹著『騎士団長殺し 第一部 顕れるイデア編』『第二部 遷ろうメタファー編』 読了。素晴らしかった。読後、しばらく呆然とするぐらい深い感銘を受けました。分厚い本をぱたんと閉じて、夜のしじまのなかで物語の余韻に浸りました。 肖像画家である主人…