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つぶやきのまとめ。とりとめのない思考を書き綴っています。

感情との付き合い方、自分アルゴリズムの発見。

こころと聴診器:Soseki21ブログ

 

昨日、オーバーエイティな田舎の母から上機嫌の電話をもらいました。みんなと食事に行って楽しかったらしい。その前日には「何をどうすればいいか分からなくなっちゃったよう。お前、明日来れないかい?」と電話をもらって困惑したのですが、残念ながらぼくにはドラえもんがいない。ので、それはムリ。

田舎の高齢の母は気分の高低が激しく、その気分は電話線を通して伝染します。が、ふたりして不安になったり落ち込んでいると埒があかないので、自分のテンションを平静に保つことが大切(平成の時代は終りましたが)。ネットでもいえると思いますね。蔓延している不安に気持ちを汚染されないこと。

自分の親だからかもしれませんが、母の言葉ひとつでおろおろしている自分に対して、もっと落ち着いて、どっしり構えられないものかーと思いました。高齢者の介護に従事されているみなさんは、ほんとうに素晴らしい。おそらく「共感力」と「鈍感力」の両方が必要なんですね。あとは適切な距離感。

「不安」や「暴力(いじめを含む)」を完全になくすことはムリだとぼくは考えていて、むしろ「うまく付き合うこと」「共存」することが大切な気がします。何かの本で読んだ気がしますが「不安」は動物的本能として必要なものであり、それがあるからこそ危険を察知できる。暴力や闘争心も同様では。

しかしながらマズイのは、ちっぽけな不安を「増幅」させて、いつまでも「固執」することではないか、と。「不安」や「暴力」は放置しておくと育つものなので、まだちっぽけなうちに対処する。嫌悪感にせよネガティブな考えにせよ、こころのなかに生じてしまったものは仕方ない気がします。それも自分。

「怒り」に関しても同じで、怒りが生じること自体はにんげんとして自然です。アンガーマネジメントの本も読みましたが、その怒りを対象化して、コントロールすればいいだけの話でしょう。「すればいいだけ」が難しいのですが(苦笑)溜め込まないで発散したり、意識を他に向けるとうまくいくのかも。

「感情的」なことはオトナとして恥じるべきことであり、悪いことのように思われがちです。また、実際に怒りや不安は身体を蝕むと思う。でも、感情は大切な「情報」ではなかろうか。人工知能機械学習に利用できるということではなく「なぜ自分はそういう気持ちになったんだろう?」と考える。

自分の気持ちを分析するときには、だいたい「言い訳をしちゃうもの」です。相手が、会社が、社会が悪いから当然だ、のように正当化してしまう。しかし、それ以外の視点がないか?を考えるとよいと思います。さらに自己批判しないこと。感情を分析するときに、感情的になったらあかん。

科学者のように「自分観察」をすると面白いんじゃないかな、と。人間観察も楽しいですが、自分のなかにある感情のメカニズムを解明すると面白そう。そのときに心理学や哲学など既存の常識や法則、「フレームワーク」で短絡的に解釈せず、自分にしか通用しない「自分アルゴリズム」を発見すると楽しい。

 

 

アンガーマネジメント入門 (朝日文庫)

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