Lifestyle Innovation | Soseki21

つぶやきのまとめ。とりとめのない思考を書き綴っています。

現実で夢をみるために大切なこと。

青空に紙飛行機:Soseki21ブログ

 

昨日、仕事で「企画」についてあらためて考えました。そこで痛感したのは「できそうなアイディアをまとめるのは企画じゃないだろ」ということです。そりゃ「計画」だ。計画には挑戦もなければ、革新もありません。夢もない。あるのは「リスクヘッジ」ですね。あとは「効率化」「コスト削減」。

ぼくはかつてカイシャインの時代にプランナーとしていくつもの企画書を書いてきましたが、いちばん面白かったのは「こんなのがあったらいいなあ。発注いただいたら困るけど」という企画書を書いて、太っ腹なクライアント様が「全部やりましょう!」とおっしゃったときですね。青ざめましたけど(苦笑)

「こんなもんでしょ」で実現可能な企画書を書いたらリスクはないし楽勝だったでしょうが、やり遂げた感動もなかったのではないか。「これ面白い!発注されちゃったらどうしよう」という企画を、外部の協力会社さんにも手伝っていただいて、コストやスケジュールを管理して実現した達成感は凄かった。

トヨタ自動車さんの米国自動車殿堂入りのYouTube動画を観て感銘を受けました。いまでこそあたりまえの自動車も、当時は「不可能」と思われていたそうです。創業当初の17人の社員の方の古い写真が映されたのですが、みなさん不安もあっただろうに、いい顔しているなあ、と。信念があったからでしょう。

Appleの古いキャンペーンではありませんが「そんなもん無理だろ」「なに考えてんだ」というクレイジーな人間が世界を変えてきました。とはいえクレイジーな「アイディア」だけでは企画にはなりません。その奇抜なアイディアを、どう実現していくか、コツコツとコストや時間を管理しつつ組み立てる。

言われたことだけやっているのは安全とはいえ「任務遂行マシーン」や「上司の下請け」になってしまったら、企画力はどんどん衰える気がします。いや、もちろんそういうオペレーションを頑張る人材も大切で、企業にとっては必要な任務なのですが、受動的な時間が長くなると考えるチカラが衰えますね。

来年は東京でオリンピックとパラリンピックが行われます。アスリートのみなさんも「いやあ限界でしょ」と思った時点で記録は更新できない気がします。言葉が悪くて失礼ですが「愚直に記録更新が可能と信じられるひと」が世界を刷新していくのではなかろうか。ビジネスや創作の世界も同じかも。

バスケットボールのプロの選手、マジック・ジョンソン氏に「君には無理だ、という人間の言葉を聞くな」という名言があります。そういう言葉を吐く人間は失敗ばかりしてきた不幸な人間であり、君に成功してほしくないのだ、と。揚げ足取りばかり上手な日本には、蔓延している文化かもしれないですね。

日本には、失敗を許容できない文化が根強いせいかもしれません。ただ、エジソンだったか稲盛和夫氏の言葉だったか忘れましたが「失敗したのではなく、この方法では実現できないことを学んだ」と考えれば、失敗に対して過剰な不安を抱くこともないのではないかな、と考えます。失敗してもいいじゃん。

企画は「アイディアは常識外れで野望は大きく、しかし計画は綿密かつ繊細に」というマクロとミクロの両方の視点が大切だと考えます。実現できないような夢は寝ているうちにみればいい。現実にみる夢は実現可能で行動を起こせるものがいい。思想や概念や熱意に裏付けられつつ、実現可能な夢をみたい。

 

 


【豊田社長 殿堂入り式典メッセージ】継承者〜最後に〜

 


アップルCM「Think Different.」(声:スティーブ・ジョブズ)[日本語字幕]