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つぶやきのまとめ。とりとめのない思考を書き綴っています。

アイアイが怖いおさるさんだった!ので、音楽について考えた。

アイアイ:Soseki21ブログ

 

AI(人工知能)について、最近よく考えます。

いまやスマートフォンでもiPhoneならSiriなどの対話型人工知能にアクセスできる時代。これをAIといってよいのか? ということは議論が必要であり、汎用的な人工知能つまり人類と同じように思考や創造や感情を持つレベルにまで達しなければ「知能」ではない、という見解もあります。

とはいえ、Siriとお話すると楽しいですよね。

さびしいひと、ともいえますけれども、Siriに「お話をして」と頼むとカノジョ(?)の現在に至るまでの昔話をしてくれるし、「好きだ」と言うと照れたりしてかわいい。

現在ではSiriよりもGoogle人工知能AmazonのAlexa(アレクサ)のほうが賢い、という記事を先日みかけました。

 がんばれSiri。

ところで、AIは日本語では「エーアイ」と読みます。

しかしながら、読み方によっては「アイ」とも読める。愛情のないマシンにアイとはいかがなものか、なのですが、ぼくはAIをアイと読んでしまったとき、脳内にヘビロテする曲があります。

誰もが幼稚園の頃に歌ったであろう、この曲です。


♪アイアイ〈振り付き〉

「あ~いあい、あ~いあい、おさーるさーんだよーん♪」という「アイアイ」ですね。

陽気なメロディと南の島の青い海と緑の木々のなかで暮らす、かわいいおさるさんを想像して和みます。

そこで、

「アイアイって、どんだけキュートなおさるさんなんだろう?」

と、ふと疑問を感じました。

疑問があるとすぐにググってしまうわたくし。早速Googleで検索しところ、画像が表示された途端に、のけぞりました。

どわっ。なんじゃこりゃ!!!

写真を掲載するのは自粛いたしますが、気になるかたは以下のリンクをクリックしてみてください。

※心臓の弱いかた、動物画像があまり好きじゃないかた、童謡のイメージを壊したくないかたは、以下の画像を閲覧しないことをおすすめいたします。

※もし不快な感情を抱かれたとしても、当方は責任を負いかねます。したがって、こころの準備を整えて、何度か深呼吸をしてからご覧ください。

www.google.com

アイアイは怖いおさるさんであったか。特に以下の記事に掲載されている写真がとっても怖い。

animalive.me

童謡の真実を知って、動揺。って、どうよ?

動悸を沈めつつ、もう少しWikipediaで調べてみると(Wikipediaなので完全に信頼性があるとはいえないとはいえ)、アイアイはマダガスカルでは「悪魔の使い(ガキの使いではあらへんで)」として気味悪がられ、現地人がこいつをみて

「うげっ!(なんだお前は)」

と驚いた言葉から名前をつけられたと書かれていました。

そこでマダガスカル語を検索したのですが、該当する言葉は見当たりませんでした。他の説では原住民に「こりゃなんですか?!」と訪ねたところ「知らん!」と応えた言葉が命名の由来とも。現地の呼び名では「hay-hay、ahay、aiay」があるようです。

「なんだお前は?と聞かれたら、そうです、私が変なおさるさんです」と、志村けんさんの懐かしいギャグっぽい反応をすれば、この怖いおさるさんも許せるような気がします。ただ、怒って噛みつきそうだな、アイアイは。

ちなみに、作詞は相田裕美さんという方ですが、動物の童謡をオーダーされて図鑑で調べたところアイアイというおさるさんを知り、かわいい名前だったので作詞されたとのこと。

この童謡が発表されたのは1962年。

まだインターネッツがない時代だもんなあ。仕方ないといえば仕方ないかもしれません。情報不足のまま、言葉の印象から、かわいいおさるさん像を作ってしまったんですね。そんなわけで、現地マダガスカルでは忌み嫌われているおさるさんが、日本の子どもたちに愛されるキャラになりました。

実物像をもとにアイアイの歌を作るとすれば、ほんわかした童謡ではなく「Oi!Oi!」というパンクだと思いますね。スキンヘッドのギタリストがソリッドなギターをかき鳴らすような。

BABYMETALをはじめ、人間椅子など日本のメタル系バンドが海外で人気急上昇のようなので、メタルでもいいかもしれません。


NINGEN ISU / Heartless Scat(人間椅子 / 無情のスキャット)

コアラが絶滅危惧種になりそうだというニュースが報道される現在、気味が悪いとはいえ、アイアイが絶滅しないような地球であってほしい。にんげん的視点では気味が悪いが、きみが悪いわけではない(シャレです)。そういう生物として存在しちゃったのだから、できる限り種を存続してほしい。

にんげんの愚かな自然破壊で、滅んでしまうのはさびしい。

www.tokyo-np.co.jp

イヌは、狼を人間が飼いならされることで家畜になった、という説が一般的です。

よいことなのかどうか、神さまを冒涜する行為で倫理的かどうかわかりませんが、アイアイもバイオテクノロジーによって(はやい話が遺伝子操作で)かわいい日本の童謡みたいなイメージに変えてしまう思想を持つ生物学者が出てくるかもしれません。

クレイジーマッドサイエンティストだとは思うけれど、科学者のやることは分からない。遺伝子工学的に可能であれば、実験されてしまう可能性も否めません。とはいえ、テクノロジーは世界をよりよい方向に変えるために使いたいものです。

そこで、思い出したのですが、松田聖子さんの歌に、松本隆さんが作詞された「赤いスイートピー」という曲があります。


松田聖子/赤いスイートピー

実は、当時スイートピーに赤い花はなかったそうです。

ところが作詞家の松本隆さんに、プロデューサーが「赤いスイートピーというタイトルで歌詞を作ってよ」と依頼されたので曲になった。そして、松田聖子さんの曲がヒットすることにより品種改良をして、ほんとうに赤いスイートピーができてしまった。

以下の記事に、そのいきさつが書かれています。

smart-flash.jp

それまでスイートピーの花には、白とピンクしかなかったそうです。

松本隆さんは曲ができあがってから「そんな花はないよ」と指摘されて苦笑いした、と。しかし、恋をしているから「幻視」として、赤く見えているんだとも書かれています。

そりゃこじつけだろ、というひともいるかもしれませんが、ぼくはこの考え方が好きですね。つまり、歌詞は妄想や空想の世界なので、現実には存在しなくても赤いスイートピーはある。主人公の女の子にとって、それは「現実」なんです。

すごいな!と思ったのは、楽曲のヒットによって何億ものお金をかけて品種改良をして、赤いスイートピーが現実世界に存在するようになってしまったことだなあ。

ちなみに松本隆さんには及ばないどころか語るのも憚る話ですが、ぼくも「セントポーリアの揺れる庭で」というタイトルを思いついて曲を作ったことがありました。ところがセントポーリア自体は寒さにも暑さにも弱いため、後で調べたところ室内で育てる植物でした。

そんなわけでボツにした曲がこちらになります。

ボツにしたとはいえ、RolandのVS-880というハードディスクレコーダーに、パソコンで打ち込んだトラックを録音して、さらにギター、ベース、ヴォーカル、コーラス(2声)を録音して、ものすごい時間をかけたのですが。

楽曲とアレンジで、この曲でめざしていたのはThe Zombiesの「Care Of Cell 44」です。彼等はビートルズビーチボーイズほどの人気はなかったかもしれませんが、ジャズっぽいというか、王道のソフトロックの曲が多く、社会人バンドをやっていた頃に教えていただきました。


The Zombies - Care Of Cell 44 (Lyric Video)

松本隆さんがスイートピーを品種改良させて赤い花を咲かせる原動力があったように、もしぼくにチカラがあったなら、庭で咲くセントポーリアを実現できたのではないだろうか。ガーデニングに詳しくないのですが、もしかすると庭で咲くセントポーリアは既にあるかも。

セントポーリア自体、熱帯アフリカの山岳部に咲いていた花を、ドイツならびにアメリカで品種改良して観葉植物にしたようです。

www.shuminoengei.jp

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ここで大切なことは

「音楽は、現実を変える可能性を秘めている」

ということ。

ナボレオン・ヒル氏に『思考は現実化する』という有名な本がありますが、言葉にすること、音楽にすること、絵画を描くこと、映画を撮ることによって、想像した未来が実現できるかもしれない。特に映画は痛感します。20世紀に描いていた未来が、21世紀に現実になりつつあります。

思考は現実化する〈上〉

思考は現実化する〈上〉

 
思考は現実化する〈下〉

思考は現実化する〈下〉

 

想像した時点で、その想像は現実の一部であるとぼくは考えます。決して仮想(バーチャル)ではない。仮想空間もまた現実です。 インターネットの空間も現実。SNSに書いた言葉も現実。そこにはにんげんがいて、こころがある。

だからこそ、ぼくらは「どのような言葉を使うか」「どのような音楽を作るか」ということに「覚醒している」必要があるのではないかな。

他者に対する悪意。

自分に対する絶望や悲観的な将来像。

社会についての悪態ばかり呟いていたら、いつの間にか、そんな社会が実現してしまうかもしれない。ディストピア(悲惨な未来。ユートピアつまり理想郷の逆の世界)に固執していたら、世界はどんどん悪しきものになってしまったりして。

「言霊(ことだま)」など、スピリチュアルなことを言うつもりはありません。スピリチュアルも大切だと思うけれど、そこに嵌ると思考停止するからです。なんでもスピリチュアルで片付けてしまうのは安易な気がします。

しかしながら、松本隆さんが「赤いスイートピー」という歌詞を書いて、松田聖子さんが歌ったことによって、ほんとうに赤いスイートピーが咲くようになりました。これは現実であり、紛れもない事実です

たとえ妄想の世界の言葉であったとしても、言葉化されることによって芽吹き、咲く花があります。

ところで、アイアイのみなさんはマダガスカルで元気かな?

マダガスカルは遠いな。アイアイはあんな風貌だけれど、実はやさしくて臆病な生物なのかもしれません。ひとは、じゃなくてアイアイは動物だけど、みかけで判断してはいけませんね。アイアイのことは、よく分かりませんけれども。

アイアイが、アイしあっているといいなあ。

まあ、何事もなく、アイアイはアイアイしているのがいい。

 

はてなブックマーク コメントのお返事

オオイヌノフグリid:ooinunohuguri)さま

きっと「赤いスイートピーを歌って」と頼んだ方は、ほのかに恋心を抱いていたのかもしれないですね。それとも、オオイヌノフグリさんは松田聖子さんに似ているのでしょうか。甘酸っぱいエピソードをありがとうございます!

有栖川あむ(id:amusan_hikikomori)さま

こんな「悪魔の使い」が出てくるとは思わなかったので、マジで仰天しました。しばらくの間、アイアイを調べまくっていたのですが「おさるさんを深堀りしている場合ではない!」と。でも、まだ気になっています(苦笑)

タコスカ(id:kefugahi)さま

さすが、いろんなキャラを描かれているだけあって寛容ですね!写真の撮影の仕方にもよるのかもしれません。あるいは、アイアイだって機嫌がいいときは笑ったりして。付き合ってみないと分からないですな。どこで出会えばいいのか分かりませんが。